謝礼封筒の書き方や例文・文例・書式や言葉の意味などと記入例
謝礼封筒の書き方と用途
さまざまな場面で謝礼やお礼として現金をお渡しするケースがあるでしょう。謝礼やお礼は、その用途によって封筒やのし袋を選ばなくてはいけません。また、何のための謝礼であるかによって、書き方も変わってきます。場合によっては受け取りを辞退されることもありますが、用意しておいた方がよい時もあります。結婚式のようにその時になって渡す人が増えるかもしれないときは、袋を多めに用意しておいた方がよいでしょう。
謝礼封筒の書き出し・結びの言葉
謝礼を渡すときに封筒に書く言葉は「謝礼」または「御礼」という場合が多いです。講師をしていただいた方へ報酬をお渡しするときは、現金を入れた封筒に「謝礼」と書いてお渡しします。また、冠婚葬祭でも結婚式にお手伝いしてくれた友人や、会場スタッフへ感謝をこめて「御礼」を渡したり、お葬式をお手伝いいただいたご近所の方へ「御礼」として渡すこともあります。
謝礼封筒の書き方の例文・文例01
講演会やセミナーなどを催した際、講師をしてもらった方への報酬をお支払することになりますが、一般的には白封筒に現金を入れて「謝礼」や「御礼」と書いてお渡しします。講演料の謝礼は熨斗袋に入れてお渡しするよりも、白封筒の方が自然です。茶封筒は事務的な用途で使うことが多いので、失礼だと感じる方もいらっしゃるでしょう。謝礼を渡すときは茶封筒よりも白封筒の方が適しているでしょう。
謝礼封筒の書き方の例文・文例01のポイント・まとめ
講師謝礼をお渡しする機会があるなら、白の謝礼封筒を用意しておくとよいでしょう。熨斗袋を使うことはないといっても、事務的すぎる茶封筒は避けた方が無難です。また、講師謝礼は源泉徴収することが多いので、封筒の中に明細を手紙に書いて入れておくとよいでしょう。そうすれば、謝礼金、源泉徴収税、支払金額の明細が明らかになります。明細表の雛形を作っておくのもよいでしょう。
謝礼封筒の書き方の例文・文例02
結婚式を挙げるときは、式場のスタッフや介添人、受付や司会者に謝礼を渡します。この場合の謝礼封筒は結婚祝いの熨斗袋と同じく水引が結びきりのものを使います。金額が大きい場合は熨斗袋を使いますが、数千円の場合はポチ袋を使います。表書きには「寿」や「御礼」と書きます。水引の下には両家でお願いした司会者などには両家の名前を書きますが、新郎または新婦がお世話になった方へのお礼はそれぞれの名前を書きます。
謝礼封筒の書き方の例文・文例02のポイント・まとめ
結婚式の日には、結婚式のためにお世話になる方々へのお礼を用意しておきましょう。式場スタッフや介添人などは料金に含まれているので心づけを辞退される場合も多いですが、用意しておいた方がよいでしょう。しかし受付は新郎新婦の友人にお願いすることが多いので、御礼を用意しておきましょう。司会を友人にお願いした場合は両家連名でお礼を渡します。突然のことに備えて謝礼袋と新札を多めに用意しておくと安心です。
謝礼封筒の書き方の例文・文例03
自宅でお通夜や葬儀をおこなう場合は、近所の人たちがお手伝いをしてくれる場合があります。葬儀は受付や香典の管理、料理の用意など人手が必要です。家族や親戚だけでは手が回らずご近所で助け合うのが当たり前のような地域もあるでしょう。お手伝いいただいた方へはお礼を渡しましょう。お礼の謝礼封筒は白封筒か結びきりの不祝儀袋に「御礼」と表書きをします。
謝礼封筒の書き方の例文・文例03のポイント・まとめ
お通夜や葬儀を葬儀社でおこなう場合はお手伝いの人手は必要ありませんが、自宅でおこなう場合は近所の人が助け合ってお手伝いをすることがあります。お世話になったご近所の方たちへは初七日までにお礼に伺うようにして、そのときに御礼を渡しましょう。お礼の品物を渡す地域もありますが、現金で渡す場合は白封筒か不祝儀袋に入れて「御礼」と書いて渡すようにしましょう。
謝礼封筒の書き方の例文・文例04
目上の人から目下の人に、ちょっとした気持ちとして現金を渡すことがあります。このときは白封筒に「寸志」と書くことがあります。寸志は目上の人が使うものなので、間違って目上の人に渡すときに「寸志」と書かないように注意しなくてはいけません。同じような意味合いで「薄謝」という書き方もあります。ちょっとした気持ちという意味なので、きちんとお礼の気持ちを込める場合は「御礼」や「謝礼」などを使った方がよいでしょう。
謝礼封筒の書き方の例文・文例04のポイント・まとめ
歓送迎会などでは主役の人に会費をいただかないのが一般的です。しかし主役の人は「寸志」としてお金を包むことがあります。また、宴会や親睦会などでは、費用の足しになるようにと上司が「寸志」としてお金を出すケースもあります。また、葬儀の際に葬祭業者の方に心づけを渡すことがありますが、この時に「寸志」と書いて渡します。また、賞与というほどではないけれど、少しばかりのボーナスを渡すときに「寸志」を使うことがあります。
謝礼封筒の書き方の例文・文例05
講演会やセミナーなどの講師に来ていただいたときなどは、講師謝礼とは別に交通費をお支払する場合が多いです。交通費をお支払する場合は、郵便番号欄がないような白封筒に「御車代」と書いたものに入れてお渡しします。文具店などでは最初から「御車代」と書かれた白封筒も販売されています。御車代は一般的に交通費の実費よりも多めの金額を入れる場合が多いです。
謝礼封筒の書き方の例文・文例05のポイント・まとめ
講師にお招きしたとき以外でも、さまざまなケースで交通費をお渡しすることがあります。たとえば結婚式の主賓として来ていただいた方には御車代を用意しておきます。また、遠方から来ていただいたゲストには交通費の負担をかけてしまわないように、御車代をお渡しする方が多いでしょう。法事などで僧侶に来ていただいた場合もお布施とは別に御車代をお渡しします。
謝礼封筒の書き方で使った言葉の意味・使い方
謝礼封筒にはいろいろな表書きがありますが、最も一般的なのは「御礼」でしょう。結婚式やお葬式など冠婚葬祭でお世話になった方へお礼の気持ちとして現金をお渡しするときに使えます。また、講師謝礼などをお渡しするときも「御礼」が使えますが、その他には「謝礼」といった書き方をすることができます。「寸志」は目下の人に使う言葉なので注意して使いましょう。
謝礼封筒の書き方と注意点
お世話になった方に謝礼やお礼をお渡しするとき、謝礼封筒に入れてからお渡しするのがマナーです。結婚式にお世話になった人にその場でお渡しする御礼は、水引が結びきりの熨斗袋やポチ袋に入れてお渡しします。また、一般的な謝礼や御礼は白封筒に入れてお渡しします。このとき選ぶ白封筒は、郵便番号を記入する欄が印刷されていないものを選ぶとよいでしょう。
謝礼封筒の書き方のポイント・まとめ
会社で講師の先生などに謝礼を渡す機会もあれば、個人的に謝礼やお礼を渡すこともあるでしょう。謝礼やお礼は用途によって、書式や謝礼封筒が違いますので注意しましょう。謝礼封筒に書く例文は、「御礼」「謝礼」「寿」「寸志」「薄謝」といったものがあります。間違った表書きになると失礼にあたることがありますので、用途に合わせたものを使うようにしましょう。
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